最近は、賃貸不動産のあれこれを娘婿にシフトしていっています。
今回、婿殿が購入できた物件は、色々といい条件が揃っていました。
空き家を格安で購入できた要因
一番乗り
アットホームやSUUMOから、新着情報がメールで届くよう、希望条件を設定してあります。
情報が届いてすぐに問い合わせの電話を入れ、運よく1番乗りで内見できた場合、買い付けが通る場合があります。
1番乗りで内見できたとしても、買いたいと思える物件には、なかなか出会えません。
業者さんから紹介の電話をいただくこともありますが、値段が合わなかったり、何となくピンとこなかったりです。
今回は、お知らせメールが届いたのと同時に、F不動産販売の営業マンが連絡を下さり、一番乗りで内見できました。
仲介業者
元営業マンが独立開業して、不動産売買をしているような業者さんは、条件のいい掘り出し物件が出たら自分で確保してしまっています。
そのため、紹介してくる物件は、自分たちが先取りしたい物件でないという場合が多いようです。
一方、大手の不動産売買業の営業マンが持ってくる情報は、とても妥当な内容が多いと感じます。
まず、価格設定ですが、路線価を考慮し、指値が入る想定で売主とすり合わせをしています。
また、どんなに優良物件でも、大手では、従業員が購入することが禁止されているようです。そのため、お宝物件に出会うことができます。
相続物件
相続物件の場合、期限内に手続きを終わらせたいので、速やかに売却を進めたい場合があります。
特に相続人が複数人で分ける場合、現金化を急がれます。
また、既に相続が終わっている場合でも、お荷物に感じられる古家を早く処分してしまいたい方もいます。
固定資産税の納付や、空き家の管理、維持が負担となります。
早く売却し現金化して、スッキリしたいというところでしょうか。
中には、手残りの目標金額にこだわり、なかなか売れずに残っている物件もありますが、古くなる一方なのにと思います。
今回買えた物件の売主は、遠く離れた仙台にお住まいで、いちいち大阪まで飛行機で来ることが大きな負担となっていました。
早く処分したかったようで、指値も聞いてもらえました。
契約と引渡し決済を一度に済ませたいとの要望があり、シンプルに購入できました。
土地値だけで400万円の物件が398万円で売り出されていました。
それを348万円で購入できました。
外壁を丈夫なサイディングでリフォームされていて、補修箇所に大きな費用がかからない物件でした。
残置物処理
残置物をこちら側で処分するということも値引きの交渉になりました。
F不動産販売があっせんする処理業者に依頼すると、30万円の見積もりが出ていました。
それで、30万円を販売価格から引いてもらいました。
その残置物処理には、一苦労があるのですが、なかなか面白いのです。
残置物の数々
なつかしい昭和レトロ
懐かしい黒電話を使っていたようです。使えていたんですね。
昔の方が、暗記力が求められていました。
米スターの米びつ
昭和ドラマの道具に使えそうです。
「欲情団地妻」など、アダルトビデオ
奥様が先に亡くなり、ご主人が長寿だったようです。
「金銀パールプレゼント~♪」のTVコマーシャルが懐かしく思い出されます。
認知症を患っていたのか、同じ物のストックがたくさんあります。
YASHICA のカメラ 皮のケースでヴィンテージのオーラがあります。
まさかの現金が!
現金30万円!発見!
和ダンスの引き出しには、敷物を敷いて、着物が収納されてあります。
着物を出して、最後にその敷物をのけると、下に押し花のように現金が隠されてありました。
10万円が入った袋が各段1袋ずつ、3段にありました。
これぞまさに「タンス預金」。
奥様のへそくりだと思いますが、亡くなられた後、ご主人は和ダンスを開ける機会もなかったのでしょう。
相続した一人息子さんも、いちいち敷物の下までチェックしていなかったようです。
これが引き取り業者に依頼していたら、どうなっていたのかなぁと思います。
一気にタンスごと2トン車で運び出され、廃棄場でクラッシュされていたのかしら・・・
それとも、へそくりあるあるのパターンで、ちゃんとチェックするのかしら・・・
さいごに昭和言葉で楽しく♪
わざと使いたくなります!
最後までお読みいただきありがとうございました。